特殊架橋剤
これまで永年にわたりゴム業界へゴム薬品を供給してきた中で、ユーザーからゴム製品の様々な性能向上への要求があります。
その要求に応えるべく、これまでに無いユニークなゴム薬品を開発しております。
ハイクロスBMI-D
CAS番号 | 363603-10-5 |
既存化学物質番号 | (化審法)無し (安衛法)無し |
組成 | 4,4'-ビスマレイミドジフェニルアミン |
外観 | 黄褐色粉体 |
開発ステージ | ラボ |
特徴
ハイクロスBMI-Dは、ビスマレイミド系の架橋剤です。一般的にビスマレイミド系架橋剤は、物性の向上、天然ゴム加硫時のリバージョン(加硫戻り) 抑制、得られるゴムの耐熱性向上を目的として用いられております。しかし、耐熱性の向上を目的とした場合には、架橋剤と共に老化防止剤を併用することが一般的です。
ハイクロスBMI-Dは、従来のビスマレイミド系架橋剤と同様に物性の向上、リバージョン抑制効果があり、更に老化防止剤としての機能を有する新しいタイプの架橋剤です。