RESEARCH AND
DEVELOPMENT

マンドレル用離型剤

既存品では効果が不十分な材料に対して、新たなタイプの防着剤・離型剤を開発しております。
また、ゴム表面の改質を目的とした薬品やラテックス製品向けに特化した防着剤も開発しております。

ニューエイドMD-103C

CAS番号あり
既存化学物質番号(化審法)あり
(安衛法)-
組成特殊グリセリン系界面活性剤
外観透明~淡黄色粘性液体
開発ステージラボ

特徴

ニューエイドMD-103Cはアクリルゴムやエピクロルヒドリンゴムといった特殊ゴムホースの加硫成型作業において有効なマンドレル用離型剤です。従来アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴムホース成型用離型剤は、挿入脱型性が非常に良好であるシリコーン系離型剤が一般的です。しかしシリコーン系離型剤は成型後のホース洗浄性が悪いため、残留離型剤による取付機械からの脱離、他部品への付着汚染性などが問題となっていました。本製品は非シリコーン系であることから、上記のような問題を解決することが可能です。

ニューエイドMD-104P

CAS番号あり
既存化学物質番号(化審法)あり
(安衛法)-
組成特殊グリセリン系界面活性剤
外観透明~淡黄色粘性液体
開発ステージラボ

特徴

ニューエイドMD-104PNBR/PVC製ホースの加硫成型作業において有効なマンドレル用離型剤です。NBR/PVC製ホースは、成型の際に一般的なアルキレングリコール系離型剤を使用すると加硫後にソルベントクラックと呼ばれる微小な亀裂が発生することがありました。
この問題を解決すべく開発したニューエイドMD-104Pは、ソルベントクラックの発生を抑制しながらもホース成形時の挿入脱型性が良好な離型剤です。

各離型剤処理後のNBR/PVC表面状態

ニューエイドMD-104Pは、従来のアルキレングリコール系離型剤で発生しているソルベントクラックが抑制される結果でした。

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