低着色性酸化防止剤
当社は酸化防止剤メーカーとしてこれまで蓄積してきた技術や知識を活かし、従来にはない当社独自の酸化防止剤を開発しました。
ステアラーGSは強い酸化防止性能と高い着色安定性を併せもつ、新規メルカプトベンゾイミダゾール系酸化防止剤です。鉱物油、ポリエーテル等の基質に対し、従来のアミン系酸化防止剤をしのぐ高い酸化防止性能を付与することができます。加えて、着色安定性が高く、添加剤による基質の色相変化を最小限に抑えます。
ステアラーGS
組成 | 2-メルカプトベンゾイミダゾール誘導体 |
CAS番号 | 登録なし |
既存化学物質番号 | (化審法)登録なし (安衛法)登録なし |
外観 | 淡黄色~赤褐色液体 |
開発ステージ | パイロット |
特徴
沸点280~350℃の非水溶性液状酸化防止剤です
アセトンやトルエンなど一般的な有機溶媒に易溶です
酸化防止性能試験
鉱物油、あるいはポリエーテルポリオール等を基質とした酸化安定度試験において、従来品よりも優れた酸化防止性能を示します。
NOxガスによる着色試験
グラフが大きいほど、NOx処理後の着色が大きいことを示しています。
色相の堅ろう性を評価するためのNOx試験において、ステアラーGSは、従来品と比較し着色安定性が高いことが分かります。
詳細は下記出願をご参照ください。
特開2007-186491
サンプル、試験データ等ご用意しておりますのでお問い合わせください。
※掲載データは代表例であり、保証値を⽰したものではありません。