ゴム用加工助剤
これまで永年にわたりゴム業界へゴム薬品を供給してきた中で、ユーザーからゴム製品の様々な性能向上への要求があります。
その要求に応えるべく、これまでに無いユニークなゴム薬品を開発しております。
ニューエイドACR-ROLL
CAS番号 | あり |
既存化学物質番号 | (化審法)あり (安衛法)- |
組成 | 高級アルコール誘導品 |
外観 | 白色粉末 |
開発ステージ | ラボ |
特徴
ゴムのロール練り作業においては、練り温度が上昇してくるとロール面で粘着化を起こし練り作業が困難になります。特にアクリルゴム、中でもエチレン・メチルアクリレート共重合物からなるアクリルゴムは温度上昇時の粘着性が非常に強く、練り作業性が問題となっていました。その問題を解決すべく開発しましたニューエイドACR-ROLLは、ゴムに対して2~3phr添加することによりロール離れが良くなりロール加工作業性が改善されます。
AEMコンパウンドを使用したロール作業時の状態
ニューエイドACR-ROLを添加することで、ロール表面へのゴムの粘着性が抑制され、作業性の向上が期待できます。