表面処理剤
既存品では効果が不十分な材料に対して、新たなタイプの防着剤・離型剤を開発しております。
また、ゴム表面の改質を目的とした薬品やラテックス製品向けに特化した防着剤も開発しております。
ニューエイドTAC-COAT
| CAS番号 | あり |
| 既存化学物質番号 | （化審法）あり （安衛法）- |
| 組成 | ノニオン系界面活性剤による合成樹脂の乳化分散品 |
| 外観 | 乳白色液体 |
| 開発ステージ | ラボ |
特徴
従来、ゴム製品同士の密着防止ではタルク、マイカ等の無機粉体あるいはシリコーンが使用されており、これらは粉塵発生あるいはベタツキやテープ接着性の低下などの数々の問題がありました。
これらの問題を解決すべく開発したのがニューエイド TAC-COATであり、特に加硫ゴムシートや型物製品に表面滑性を与える離型剤として効果的です。また、本製品は従来品よりもテープ接着性が向上しており、テープが張り付きにくいEPDMに対しても良好な接着性を有します。
EPDMシートに対する接着性
ニューエイドTAC-COATで処理した結果、未処理や従来品と比べて約2.5～4倍程度の接着力向上が確認されました。
