外観向上剤

ニューエイドGLR

CAS番号	あり
既存化学物質番号	（化審法）あり （安衛法）-
組成	脂肪酸エステルなどの混合物
外観	淡黄色固体
開発ステージ	ラボ

特徴

ニューエイドGLRは、ワックスに由来するゴム成型品の外観悪化防止に特化した外観向上剤です。
ゴムに配合した添加剤がブルームすると、ゴム成型品表面の変色や光沢の低下を招く場合があります。
ニューエイドGLRを添加することで、特にワックスに由来するブルームによる外観の悪化を防止し、外観を向上させることができます。
ワックスのブルーム自体を阻害しないため耐オゾン性は低下しません。更にワックスによる耐オゾン性を向上させる効果も期待できます。

成型後に伸長を与えブルーム促進させた後、25℃で3ヵ月静置したゴムシートの状態

無添加の試料は白く変色し光沢を失っていますが、ニューエイドGLRを添加した試料は黒さと光沢を維持しています。また、映り込んだ照明も明瞭に見えます。

ニューエイドCS

CAS番号	あり
既存化学物質番号	（化審法）あり （安衛法）-
組成	高級脂肪酸エステルと界面活性剤の混合物
外観	白色～淡黄色固体
開発ステージ	ラボ

特徴

ニューエイドCSは、添加剤に由来するゴム材料の外観悪化を防止する外観向上剤です。
ゴム中に配合した添加剤がブルームすることでゴム材料の表面が変色し、外観を悪化させてしまう場合があります。
このような問題に対してニューエイドCSを添加することで、添加剤のブルームに起因するゴム材料の外観の悪化を防止し、外観を向上させることができます。

加硫後28日間40℃で放置したゴムシートの状態

ニューエイドCSを添加することで、ワックスのみと比べてゴム表面ブルームが抑制され、蛍光灯の映り込みがはっきりしています。