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熱・酸化劣化防止剤

外観および性状

外観:淡褐色粒状,または粗粉末
軟化点:80~110℃
灰分:0.3%以下
加熱減量:0.5%以下

性能・用途

通常の酸化劣化に対し効果のあることは勿論、ポリマータイプの老 化防止剤のため揮発性が少ないので、特に耐熱性を要求される製品に有効で幅広く使用される。有機過酸化物架橋に対し、他の老化防止剤と比べて影響は小さい。CRに対しては強い加硫促進作用がある。

包装単位:20kg 紙袋
既存化学物質名簿番号:(6)-1023、(7)-2019
CAS番号:26780-96-1

外観および性状

外観:淡褐色粒状
融点:55~80℃
灰分:0.3%以下
加熱減量:0.5%以下

性能・用途

ノンフレックスRD同様、通常の酸化防止に対し効果があることは勿論、重合タイプの老化防止剤である為、ブルーム、揮発性が少なく、耐熱性のみならず屈曲き裂防止剤としても有効である。有機過酸化物架橋に対し、他の老化防止剤と比べて影響は少ない。CRに対しては、加硫促進作用がある。RDと比べて分散性は良く、また、アミン系でありながら汚染性は少ない。

包装単位:20kg 紙袋
既存化学物質名簿番号:(6)-1023、(7)-2019
CAS番号:26780-96-1

外観および性状

外観:褐色フレーク
融点:75℃以上
灰分:0.3%以下
加熱減量:0.5%以下

性能・用途

耐熱性、耐屈曲き裂性を付与し、特にCRに対しては特に優れた効果を発揮する。ブルームせず移行性は非常に少ない。またゴムに対する分散性がよく、加硫に対する影響はほとんどない。

包装単位:20kg 紙袋
既存化学物質名簿番号:(3)-301
CAS番号:68411-46-1

外観および性状

外観:白色ないし灰白色粉末
融点:95℃以上
灰分:0.3%以下
加熱減量:0.3%以下

性能・用途

熱・酸化劣化防止に効果があり、特にアクリルゴムに対しては耐熱性が向上する。アミン系でありながら汚染性の少ない老化防止剤で幅広く耐熱老防として使用される。過酸化物架橋に対しても優れた耐熱性を示す。

包装単位:20kg 紙袋
既存化学物質名簿番号:(4)-238
CAS番号:10081-67-1

外観および性状

外観:淡茶褐色粗粉末
灰分:34.0%以下
加熱減量:5.0%以下

性能・用途

熱・酸化劣化防止および耐屈曲き裂性に効果を発揮する老化防止剤である。特に天然ゴムおよびCRに対しては、一般的に使用される老化防止剤と比べて約半分の添加量で、同等以上の効果を示す。加硫に対する影響がほとんど無く、移行汚染性は、アミン系でありながら少ない老化防止剤である

包装単位:20kg 紙袋
既存化学物質名簿番号:(9)-2535、(1)-548
CAS番号:68442-68-2, 112926-00-8

外観および性状

外観:淡黄色ないし赤褐色粘稠性液体
粘度(mPa・s/40℃):150~400
灰分:0.3%以下
加熱減量:0.5%以下

性能・用途

高耐熱性および、長期効果持続性を持つ酸化防止剤で、エンジンオイルや、ギヤオイルをはじめ、全ての鉱油系、潤滑油、グリースの熱劣化に有効である。液状のアミン系酸化防止剤のためポリオール、ウレタンのスコーチ防止剤として有効である。

包装単位:17kg 缶 / 200kg ドラム缶
既存化学物質名簿番号:(9)-2535
CAS番号:68442-68-2

外観および性状

外観:白色ないし淡黄色粗粉末
灰分:0.3%以下
加熱減量:1.0%以下

性能・用途

熱・酸化劣化防止に効果を示す老化防止剤である。過酸化物架橋への影響が少ないため、過酸化物架橋を用いるアクリルゴムやEPDMで更なる耐熱性向上が期待できる。アミン系でありながら汚染性が少ない老化防止剤である。

包装単位:20kg 紙袋
既存化学物質名簿番号:含有している各々の成分はいずれも既存化学物質として登録されている。(化審法)
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