先輩社員の声

研究開発グループで新規素材の原料として有用、かつ日本では製造されていない新規化合物の開発に携わっています。
文献調査、製法設計、ラボ試作を繰り返し、最終的にはパイロットプラントでの量産試作まで全ての工程に携わります。
一つの化合物について、設計開発から量産試作までを主担当として進めていくことができる点にやりがいを感じています。
ただし、一人ですべて背負い込む形でなく、工程を進めていく中で他のメンバーと一緒に検討したり、一人では難しいプラントでの試作を
何人かで協力して行うなどチームプレーの部分がある点が気持ちの面でもゆとりを持つことができバランスよく業務に取り組むことができます。
他にも新規ゴム薬品として、他のチームから提案された化合物を実際に合成したり、ゴム用薬品として可能性がある化合物をゴム試験評価のチームに提案し、検討してもらうなど部署内でお互いに提案しあう関係も気に入っています。

研究開発の案件は常に安全面とコストの課題が付いて回るため、高価な遷移金属触媒や禁水試薬などの特殊な反応剤は極力避け、かつ効率の良い製法を探索するようにしています。
テーマが複数あり、研究開発以外の社内業務も並行して行うため、業務の優先順位付けを常に心がけています。